4月度例会報告
ベンチャーコミニティー第222回例会
◆開催日:2018年4月19日(木)18:30~19:30
◆場所 :大阪産業創造館 17階
◆講師 :福岡 慎也 氏
(株式会社マネーフォワード MFクラウド事業推進本部 事業推進部二部)
◆プロフィール:
大学在学中にmixi →Facebook →Twitter→LINEというプラットフォームの変換を目にし、ITやクラウドの世界に興味を持つ。現在はMFクラウドサービスの事業推進担当として、関西圏の中小企業や士業にMFクラウドシリーズの提案や導入支援を行う。趣味は草野球とランニング。
◆テーマ「ベンチャー、中小企業におけるクラウドサービスやFintechの活用事例」
・クラウドの利点
1、インターネットにつながれば端末問わず利用可能
2、データを自動バックアップ 端末の破損や紛失、災害時も安心
3、リアルタイムにデータ共有が可能
・家計簿アプリ
個人向け家計簿アプリは600万ユーザーで国内トップシェア。
クレジットカード明細や銀行口座の入出金データをネット経由でほぼ自動的に記帳
され、労力をかけることなく家計簿が出来上がる。
・MFクラウド会計
個人のユーザーから取り込んだデータをそのまま確定申告に使えないかとの声をうけ、そこからMFクラウドシリーズが誕生した。個人事業主、中小企業の事業運営に必要なあらゆるバックオフィス業務をテクノロジーの力により効率化し、生産性の向上に貢献することを目指す。
MFクラウドに精通した税理士の紹介や会社設立サービスも提供している。
・導入事例
様々な業種でクラウド会計ソフトが導入されており、以下のようなメリットがある。
1、面倒な手入力の手間がなくなる(自動で取引明細取得(銀行、クレジットカード等)。
2、記帳業務にかかる作業時間の削減(取引明細に対応する勘定科目を自動提案)。
3、お金の動き(自動取得と自動仕訳)がリアルタイムに見える。
導入の効果として、手書き作業を全てクラウド化、レジと連携し売上データが会計に自動反映、クラウドの情報(期中の売上実績と口座情報)を元に融資が実行された、Excel管理で承認フローが複雑だったものがスマホで承認作業ができるようになった等が挙げられ、バックオフィス業務及び経理業務にかける労力と時間の削減につながっている。
(文責:乾 公憲)