11月度例会報告

ベンチャーコミュニティー 第 228回例会 
「11月度例会」講演概要 
◆開催日:2018年11月16日(金)
◆時 間:18:30~20:30(開場:18:00)
◆場 所:大阪産業創造館交流プラザ(17階)
大阪市中央区本町1−4−5
http://www.sansokan.jp/map/
https://goo.gl/maps/E7iBmUahfct
◆テーマ:「サッカー × 国際支援 」
◆講 師:西﨑 圭介 氏(にしざき けいすけ)  
       ケニアサッカーチーム「グリフォンFC」オーナー兼 選手
◆プロフィール:
2年間のロサンゼルス生活を経て、5大陸70ヶ国を訪問し世界一周を達成。
旅の途中の不思議なご縁からケニアでサッカークラブを事業化。
東アフリカ初となる日本人オーナー兼選手に就任。
与える、受け取る、それだけの支援を行うのではなく、アフリカの人々同士で
支え合う仕組みを作り、そのサポートのための日本とケニアを往復する日々。
■講演内容
バックパッカーとして世界中を旅しケニアにいた時、現地の子供とボールを蹴っていると、ニャフルルという町から来ていた人から偶然声をかけられ、その町でサッカーに携わることになった。その町ニャフルルが現在、西崎氏がオーナー兼選手を務める「グリフォンFC」のホームタウンである。チームの中からケニア代表選手を輩出することが目標。W杯で日本代表と同じグループにケニアが入るとケニアという国が注目され面白いことになるのではと夢を語っていただいた。
もう1つの目標はサッカーを通じて地域の自立支援。ただサッカーをするだけでなく、
選手たち自ら、地域の子供たちと一緒に清掃活動、スラム街への支援活動、孤児院への慰問活動など地域貢献・支援活動に取り組んでいる。支援団体などが「国際支援」として行うのではなく、現地人で構成されたサッカー選手たちが自ら行うことにより、地域の人々はサッカークラブを応援してくれるという、地域に与え合い、助け合いのサイクルが生まれはじめ、サッカーを通じて意識の改革が起きてきている。
こういった取り組みは教育や人材育成に通じるところがありビジネスにも応用への可能性がある。「与えていくこと」、「与えていく人」を増やしていくことによって世の中に良い変化がおきていくのではないか。
(文責:乾 公憲)